一番伝えたいことは・・・

当たり前のことですが、一番伝えたいことは、トップページに書きましょう。
最初の数行を読んで、それ以降は縦読みをする傾向にあるそうです。
つまり、人はサイトを最初の数行しか見ないということです。
これは、実験的に実証されています。

web業界の人ならこの人のことを知らない人はいないというくらい有名な人がいます。
それは、Jakob Nielsen(ヤコブ・ニールセン)博士。
ウェブのユーザビリティに関しては、アメリカで並ぶ者のない第一人者です。

博士は、数千に及ぶウェブページの視線追跡調査を実施したそうです。
それらからわかったこと。
webサイトを見るとき、人の視線は「F」を描く、ということ。

最初の行を読むために、目線を水平移動します。これが「F」の横の棒。
次にその下の行を読む。これは最初よりも目の動かし方が少ないようです。これが「F」の2番目の横棒。
そして、驚くべきことに、それ以降は、縦に読んで、目線を横には移動していない。これが「F」の縦棒。

これから言えることは、伝えたいことは、まず最初に書くべきであるということ。
例えば、あなたがテキストサイトを運営していて、一番見てもらいたいものが自分の描いた小説だったら、小説の緒論をちらっと数行書き出します。
そして、続きはこちらから、という風にすれば、読んでくれる確率はぐんとアップするということです。

私は過去に自分のサイトでそれに近いテストをしたことがあります。
広告をトップページページの一番上にもっていったのです。
もちろんそれだけではだめなので、説明文も付け加えました。
すると、どうでしょう。その広告をクリックする人が10倍に増えました。

例え、自分の興味のないものでも、最初の数行は読むのです。
逆を言えば、人は最初の数行でそのサイトを判断してしまうのです。

トップページの最初の数行で、見えていない他の部分まで判断されているということに、気をつけるべきですね。
一番最初に何を持ってくるかをしっかり考えましょう。


先ほどの博士の記事を紹介します。
http://www.nngroup.com/events/tutorials/eyetracking.html

トップページは
http://www.nngroup.com/

でも、もちろん英語なので読めない人も多いでしょう。日本語に訳しているサイトもありますので、ついでに紹介します。
http://www.usability.gr.jp/alertbox/20060417_reading_pattern.html

博士の記事を要約してあるトップページは
http://www.usability.gr.jp/alertbox/

他の記事もものすごく興味深いので是非読んでみてください。
投稿日:2006年4月27日

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