ユーザを不快な気持ちにさせない企業サイトの作り方

gooランキングで興味深いものを発見しました。そのタイトルは・・・。
「企業のウェブサイトで困ってしまうことランキング」
それを逆手にとって、困らない企業サイトの作り方を考えてみます。

企業のウェブサイトで困ってしまうことランキング」は以下のとおりです。

1. 情報が数ヶ月間更新されていない

企業サイトも例に漏れず、webサイトはユーザにリピーターになってもらうことが第一条件です。その際、webサイトの「新鮮味」が重要になってきます。いろんな意味で。なので、情報も新鮮味がなければなりません。

しかしながら、企業サイトで商品を売っているならいざ知らず、なかなか会社の情報は出しにくいものです。

更新されていないと感じるのは、「時間」を記載しているためでもあります。ならば、もし更新するネタがない場合は、下手にニュースリリースなどに日付をかかないほうがよいかもしれません。

旬なネタ(例えば急募求人)は有効な期間だけ記載して、不必要になったらwebサイトから削除してしまうほうがよいでしょう。

2. 画像が多くて、重い

ネットの回線速度が快適になった現在、それでも画像が多くて重いというなら、致命的かもしれません・・・。できるだけ、1つのファイルを100KBに抑えて、それでもかなりの大きさになってしまうようなら分割してしまいましょう。

3. 「準備中」のコンテンツだらけ

「準備中」、「工事中」のページほど見苦しいものはありません。例え、準備中のページでも、その中に有用な情報を残すようにしましょう。例えば、採用ページの場合、「webプログラマーを数名募集します。詳細は近日公開いたしますので、しばらくお待ちください。」など。

こうすれば、採用情報を探している人は再度サイトを訪れてくれる可能性があります。

4. リンク先がPDFファイル

私は、これは決して悪いこととは思いません。都合の悪いことは、ユーザがHTMLファイルだと思っていて開いてみたら、PDFだったということです。ブラウザでPDFを開く場合、PDFリーダーが起動するため、動作が遅くなり、それがユーザのストレスとなります。

そのため、アンカーに「健康に関する情報をPDFで開く(50KB)」と記述したり、PDFファイルのアイコンを表示し、ユーザにリンク先がPDFファイルであることを明示すると、ユーザは不快に感じることはありません。

5. トップページからオールFlash

この原因はいささか不明ですが、オールFlashだとどのように操作してよいのかわからない場合があるので、そういうストレスを感じるということでしょうか。 大抵、オールFlsshのサイトは見た目重視、インパクト重視的なところがあるので、ユーザビリティが低下してしまうきらいはありますね。作る側は、そのサイトで訴えたいのは何か、Flashで表現する意味があるのか、よく考える必要がありますね。

6. ポップアップがどんどん開く

今時、ポップアップが開くというwebサイトも珍しい気がしますが、傾向として、同一サイトのものは同一ウィンドウで開くほうがよいですね。 一方で、写真の拡大とかはポップアップのほうが見やすかったりして、一概にポップアップ全部撲滅!!とは言えません。使いどころが重要です。

7. 情報が多すぎで探している情報にたどり着けない

多すぎる情報をwebサイトに掲載する場合はサイト構造を十分に熟考しなければなりません。特に継ぎ足し、継ぎ足しできてしまった場合は、一度サイト構造を見直す必要があります。

情報を見つけやすくする方法としては、

  1. 検索窓をつける
  2. サイトマップを作る
  3. 内容がわかるメニュータイトルにする(下手に英語を使わない)
  4. 類似項目が別ページにある場合はそのページへのリンクをはる

などが挙げられます。

8. 商品一覧などの一覧ページがない

作ってください、としか言いようがありません(笑)。一覧とかまとめは重要です。内部リンクは増やせば増やすほどいいので(SEO的にも、アクセシビリティ的にも)、一覧ページは是非とも作りましょう。

9. 突然音が鳴る

普通の企業サイトで音がなるとかはありえないでしょうが、キャンペーンサイトとかだったらありえますね。消音機能をつけるのは当たり前ですが、音のボリュームを最初から落としておいて、ユーザ側で大きくできるように工夫しましょう。

10. 問合せ先が明記していない

これは難しいところで、あえて、問い合わせを明記していない場合もあります。特に電話でのクレームなどは、カスタマーセンターなどを用意していないところは、できるだけ受けたくないものです。

11. サイトを見ても何を伝えたいかがわからない

これはwebサイトを作っている人が悪いとしかいいようがありませんね><こういう場合は、センスがないというよりは、ビジョンが曖昧なのかもしれません。 webサイトを開設してまでユーザに伝えたいことは何なのか、整理する必要がありそうです。

12. 商品の詳細情報がない

これも、詳細情報をつけてください、としか言いようがありません。商品の情報は詳しく載せるほど、購買力につながりますので、出し惜しみする必要がありません。

13. ブラウザのサイズを勝手に変えられる

これは私も嫌です。ポップアップウィンドウになるならまだしも、ブラウザウィンドウごとサイズダウン(あるいはアップ)してしまうのは不愉快です。

14. サイト内検索が出来ない

先にも挙げましたが、情報を見つけるのに一番手っ取り早いのは、サイト内検索です。「以前このサイトのどっかで有用な情報があったんだよね~」とか「これのサポートが知りたいなぁ」というときは、私もまず最初にサイト内検索をします。 サイト内検索機能を構築するのは面倒なのですが、最近はGoogleのサイト内検索機能がありますので、そちらを利用されるのも手かと思います。

そういえば、ちょっとホットな話題で、Googleが企業向けのサイト内検索サービスを始めたというのがありました。

Google、企業向けサイト内検索サービス「Google Site Search」発表 - ITmedia News

15. 会社案内の地図がわかりにくい

確かに地図をわかりやすく描くのって難しいです。そういう場合は、Google Maps APIを使えばよいのではないでしょうか?これは、自サイト内にGoogleMapを表示できる優れものです。Google Maps API キーを取得したりと面倒ではあるのですが、非常に便利です。

Google Mapsは非営利のみの場合、無償で利用できるとのことですが、では、企業サイト内の地図をして利用する場合は?という疑問が沸いてきますね。

Google マップの利用規約には、

ビジネス・ユーザーには、Google マップは内部利用のみを目的として提供されます。

Google マップの利用規約より引用

と書いてあるので、企業サイト内の地図には利用できそうですね。すごく心配な方は、Googleに問い合わせてみてください。

16. 目に優しくない背景色(黄色や赤色など)

確かに黄色や赤色の背景なんて見たくないですね><特にディスプレイは光を発しているものなので、目が疲れやすくなります。できるだけ、淡い背景色にコントラストの強いテキスト色を用いるべきです。

17. 全体的に文字が小さい

例えば、10px程度の小さな文字ってなんかおしゃれに見えたりするものです。しかし、企業サイトでは見やすさが一番なので、できるだけ文字を12px以上にして、より好ましくは、文字サイズがユーザ側で変更できるように設定するべきです。

18. 公式ブログがスタッフの内輪ネタばかり

内輪の程度にもよりますが、できれば会社にとって有用なネタであってほしいものです。でも、更新されていないブログほどお粗末なものはありませんので、できるだけ会社に関するあるいはユーザにとってためになる情報を掲載してください。

19. 右クリック禁止

そもそも、webページ上で右クリックをする必要性がない気もしますが・・・。それって例えばソースコードを見たいとか、webページのテキストをコピーしたいとかそういうことでしょうか?それなら、それを禁止したい企業の思惑もあるはずです。

20. サイトメニューが英語で書いてある

これは、私も反省すべき点なのですが、英語で書いてあるほうがなんかかっこいいんですよね!なんかwebサイトが洗練されてるっていうか・・・。

できれば、日本語で書かれたほうがわかりやすいのですが、上記理由から、どうしても英語を使用したい際のTipsを。

それは、アンカータグ内にそのメニューの説明をtitleに書きます。そうすると、アンカーにマウスを合わせたときにツールチップとしてtitleに書いた文字が表示され、メニューの補足ができます。

投稿日:2008年7月 4日

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